セチピプラントって何?セチピプラントの作用について押さえておこう!

日本国内のヘアケア市場の経済規模は拡大する一方といわれている。育毛剤・養毛剤・発毛剤、植毛、毛髪業、ヘアケア製品などを総括したヘアケア市場は、薄毛人口の増加、アンチエイジング意識の高まりを背景に、ここ数年来、前年比アップの好況振りを見せている。従来の育毛剤や養毛剤の分野に加えて、AGA治療が加わったことや資生堂などの大手企業がこぞって毛髪の再生医療の研究に熱心に取り組んでいることも、ヘアケア市場を活況化させる大きな引き金になった。

 

毛髪や脱毛症に関する研究は日夜進化中。AGA治療に有効な成分についても、いろいろと新しい情報が発信されつつある。今回はその中のひとつ、セチピプラントについて。セチピプラントは今まさに開発・研究が進行している新成分。従来のAGA治療薬に比べると、副作用が少ないといううわさだ。今話題のセチピプラントについて、詳しくまとめてみました!

 

 

副作用のないAGA治療薬があればいいのにね

 

AGAをなんとかしたい自分たちにとっては、AGA治療薬の種類は多ければ多いほどありがたい。フィナステリドやミノキシジルといった成分は、確かにAGA治療に効果的だが、高血圧や低血圧、心臓病や腎臓病など、持病がある人は使用できないし、副作用が心配だから出来ればフィナステリドやミノキシジルは使いたくない、という人も多い。薄毛はなんとかしたいけど、でも副作用が出るのは困る。これはAGA治療のジレンマとも言える大問題だ。フィナステリドやミノキシジル以外にも、最近ではフィナステリドよりも効き目の高いといわれるデュタステリドも人気だが、これもやはり副作用が心配。

 

 

AGA治療薬を服用せずに薄毛をなんとかする方法というと、あとは植毛とか?増毛?植毛や増毛もいいけど、これは薄毛を治すわけじゃないしね、費用もかなりかかりそうだ。そんなこんなでいろいろ考えると、どんどん頭が痛くなってくる。たかが髪の毛ひとつでこんなに悩むのもどうかと思うが、若ハゲはやっぱり辛いので早いうちになんとかしておきたいというのが本音。副作用がないAGA治療薬があったらなぁ、と思ってる方に朗報なのが、今回のセチピプラントだ!

 

 

セチピプラントの臨床試験

 

 

セチピフラントとはアメリカの大手製薬会社キセラ・バイオファーマスーティカルズが研究開発しているAGA治療経口薬。キセラ・バイオファーマスーティカルズは、2015年9月22日にアメリカの食品医薬品局にセチピプラントの臨床試験実施申請資料を正式に提出。臨床試験を行うことにより、セチピプラントの有効性や安全性を立証していこうというもの。臨床実験の結果、満足な結果が得られた暁には、AGAの新しい有効成分を含む治療薬が誕生することになる。AGA治療薬として発売されるようになるのはまだ先のことだが、キセラ・バイオファーマスーティカルズ社ではすでに、セチピプラントに関するライセンスや特許も取得済み。あとは臨床結果次第というのが現在の状況だ。

 

 

セチピプラントって何?

 

 

セチピプラントにはプロスタグランジンD2(PDG2)を抑制する作用があり、このはたらきによりヘアサイクルを正常化してくれることが期待されている。プロスタグランジンD2は、ヘアサイクルが成長期から退行期に移行する際にたくさん分泌されるということが分かっている。つまりプロスタグランジンが過剰に分泌されると、本来だったらまだ成長期にあるはずの髪が、退行期へと移行してしまい、抜け落ちてしまう。これがAGAの発生原因のひとつだ。だからプロスタグランジンを抑制することが出来れば、ヘアサイクルの成長期が短くなることを防げるはず。そのためには、プロスタグランジンD2を抑制する働きを備えた物質が必要だ。そこで登場するのが、今回のテーマであるセチピプラント。セチピプラントはプロスタグランジンの受容体。これれにより、プロスタグランジンD2のはたらきを抑えてくれる。臨床試験の結果、安全性と有効性が確認されたら、あとは製品化されるのを待つのみ。セチピプラントが新しいAGA経口治療薬として誕生する日もいよいよ間近か?!

 

 

セチピプラントの副作用とは?

 

 

フィナステリド、ミノキシジル、ディタステリドといった治療薬には副作用のリスクが付きまとう。副作用が出る割合は、実際にはごくわずかとはいえ、中には重篤な副作用が出てしまう例もあるらしい。副作用が出るかどうかは服用してみないと分からないし、AGA治療薬は最低でも半年継続していかないと効果を持続できない。AGAクリニックで治療を受けるかどうか迷ってしまう人が多いのは、このへんに原因があると見た。そんな状況の中、この新しい成分セチピプラントは、フィナステリドやミノキシジルに比べると副作用が少ないという話。まだ臨床試験中なワケだから、はっきりしたことは分からないが、薄毛改善効果が同じくらいなら、副作用が少ないほうが良いに決まってる。持病があってミノキシジルやフィナステリドを利用することが出来ない方も使用できる可能性が出てくるのでは?実際にどの程度の効能と副作用があるかは、臨床試験の結果次第。今後の発表に期待して待ってみよう!

 

 

まとめ

 

 

AGAの発生メカニズムとは、男性ホルモンテストステロンが5αリダクターゼに反応することにより、ジヒドロテストステロンに変換されること。こんなふうに覚えている人にとっては初耳かも知れないが、実はAGA発症にはプロスタグランジンD2という物質も関わっている。つまりAGAの発症原因はひとつじゃないって事。いろいろな要素が複雑に絡み合って、AGAになってしまうと考えるのが適当だろう。

 

 

今回取り上げたセチピプラントは、男性ホルモンに対して反応するのではなく、プロスタグランジンD2を抑制する成分。成長の短くなったヘアサイクルを正常に戻してくれることが期待できるので、抜け毛の減少につながり、薄毛改善効果が得られるはず。まだ臨床試験が終了していないので、現段階では薬価や効能についてなんともいえない。でもアメリカの大手製薬会社が本格的行っている新薬臨床試験なのだから、最終結果を期待して待ってみたい!

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